てぃーだブログ › たま日記 hinata-piano

【PR】

  

Posted by TI-DA at

2016年05月04日

5月ののんびり弾き食べ会

一年に一度の発表会では緊張もするし、もっと人前で気軽に楽しく弾いて欲しいね。という先生たちの願いで今年も「5月ののんびり弾き食べ会」というのが去年に続いて2度め。

飲んだり食べたりしながら、気が向いたら隣のホールで演奏が聴ける、という非常にゆる~い感じの会なんです。

しかし、少なくとも“弾く”っていう要素が重要なはずですが…


Aくん「今年の起き食べ会さ~」

起きたら食べる!! 以上ですか?!


Bさん「あ~、楽しみだな~ 飲み食べ会。」

飲んで、食べて!!  …以上ですか?!


Cさん「いぇ~ぃ、もうすぐ食べ放題!

ひたすら食う!!  …以上ですかぁ?!!



弾いて、食べる!  弾き食べ会じゃ~~








写真は先月沖縄に演奏会に来てくれた牛田くんとの写真と、牛田くんから頂いた中国茶セット♪ムフフ
ちょっとミーハーになってしまいました。









  



2016年04月02日

関西弁の危機

関西人なのに沖縄にいると全然関西弁がでなくなる私。

帰省したらちゃんとしゃべれるのに!どうやら周囲に影響されやすい模様。


そんな、めったに関西弁の出ない人間なのに、ここ半年ほどたま~に

「あれ?先生今関西弁でしたね?」

と言われることがぽちぽちありました。
沖縄歴10年以上にして今さら関西人の魂を取り戻しつつあるのか、と謎でした。


そして、先日実家に帰省していると、やはり自然と関西弁でしゃべれる!
やっぱり、地元に戻ったら染み付いた故郷の方言が出るもんだ。と思っていたら…

ポロッとでた言葉を聴いた母が、
「あんた、それどこの関西弁しゃべってんのん!」


「え?ここの関西弁ちゃうのん?」

「なに言うてんの、誰もそんな言葉使わへんわあ。ドラマの『あさが来た』であさの旦那さんが喋ってるやつやん!」


( ゚д゚ )彡はっ


じゃあ沖縄でもたまに関西弁でしゃべれる日があると思ったら…。

たんに家出る前にテレビで『あさが来た』を観てうつってただけだったんだー!しかも地元の関西弁やないなんてショック~(笑)



これから、リハビリの為にブログは関西弁で書いたろかぁ~    





  



2016年03月24日

牛田智大くんコンサート

CMでも流れていますが、もうすぐ4月3日(日)に牛田智大くんの初来沖コンサートがあります☆

せっかく若いピアニストだから、普段コンサートに行く機会のない子ども達にも是非観に行って欲しいな~、と
企画をしてくれた沖縄テレビの友人と「3千円代の半ばくらいの料金なら家族で行きやすいんじゃないか。」と話していたのですが。

交渉してみると、テレビで観たとおりの純粋な人で。
県外から呼んだのにS席3500円という値段で開催できたのは、ホテルも飛行機も全然わがままを言わないで協力してくれたからだそうですよ。

おかげで、教室の生徒さんも沢山観に行けることになりました。
まとめて席を取ったので、まるで親戚が沢山あつまる沖縄の運動会みたいな気分です。
牛田兄ちゃんの晴れ舞台、楽しみ~。

チケットまだあると思います。 
普段演奏会とかあまり行かない人も、ぜひお子さんを連れて家族で聴きに行ってみてください。



  



2016年03月08日

宝石の様な涙

はあ~、今年の沖縄ピアノコンクールは個人的にドラマチックでドキドキしました。


3人でチャレンジして、それぞれ金銀銅を1つずつもらいましたが。

金賞の子は、涙と感動のストーリーかと思いきや… 

金賞と言われてから賞状を受け取るまで、まるで魂が抜けたかのようにボーっとしたまま。

ロビーで「おめでとう」と声をかけようとしても、正面にいる自分にも気づかないほど口もポカンとあいてるので。


「嬉しくないの?!」と聞くと、顔を上げたその子の頭に大きなホコリが(笑)

金賞の子が頭にホコリ載せてるとか絵的にシュール過ぎるので、取ってあげようと手を伸ばしたら
今の状況が飲み込めずに半分別世界に行っていたのか「ナニナニナニナニ?!?!」
とビビる生徒。

「頭にホコリ付いてるよ・・・」

「大丈夫、大丈夫、大丈夫、大丈夫!!!」バタバタジタバター  そして、ソワソワ~ ウロウロ~

まだ、ホコリ頭にのってるけどね


去年はこのコンクールも予選でダメだったそうで。
9月にウチに移ってきてから、乾いたスポンジのようにドンドンと吸収して上達してくれました。
でも『自分は上手じゃない、コンクールは上手くいかない』という気持ちは根深かったのかな。

まだ、ピアノの響きが小さめなので、今回はホールの小ささに助けられて良い部分が引き立った幸運もあったけれども。

毎週、帰る時には「はぁ…、難しい。難しいょ。」と、なげきながら帰っても、
翌週には「やーるには、やって み ま し た よッ!できてるかわかんないけどッ!!!
とやってきてくれる。

そして、新しいコツを掴んだ時は「ウキャ~!やった~!」
とバナナをとったおさるの様なテンションで教室を走り回る、そんな子が


口をぽかんと開けて、頭にホコリをのせながら、メダルを握っていました



一方で、グンと伸びてきて良い手応えがあったのに銅賞だった子。

自分も思わず『銅?!』っとビックリして、メモを取る手が震えました。
でも、人が審査するものですからコンクールってそういうものです。

ステージで銅賞を受け取る彼女の表情はとても悔しそうで、でも今日のドレスは似合っていてとても綺麗でした。

ステージを降りてお母さんのいる席に歩いてきた彼女が、最後の3歩、こらえられなくなって泣きながらお母さんの胸に飛び込んだのでした。
努力してきた子、自分は変われると信じてきた子だけに許される宝石の様な美しい涙でした。

目の前で、小説の一頁でも見ているかのような光景に思わず自分もウルウルと



って、生徒が落ちて感動する先生って何なの?って思われそうですが。
ステージに出し続けているとだんだんわかってくるようになりました。
この涙は大丈夫なやつで、良くなっていくパターンだ。とか、このふてくされ方は危ない、とか。
帰り際、お友達の先生も「泣ける子は大丈夫ね^^」とニコニコしながら言い去っていきました。

今日、電話してみたらさっそく復活してヤル気に戻っていました。

あの素敵な涙は、先生の宝箱に入れておきます。




  


Posted by ピ at 00:14レッスン

2016年02月20日

父と娘

羽織ってきた上着をその辺にポ~ンと脱ぎ捨ててレッスンを受けていた4年生。

レッスンが終わって全く気付かず出て行こうとする生徒に

「あ~、先生はこれからあることが起きると想像している。」

生徒「あること?」


「あなたがよくやる あ る こ と 」


ビクッ! っと振り向き上着に気づく女子


「忘れん坊なんだから、最初からああいう場所に置かなきゃいいんだよ~。」




そのやりとりを見ていたお父さんは、ここぞと

「さっき車で言われたことと一緒だよな。日常のことは外でも出るんだ。」

と、父に叱られながらドアをでていく生徒


わたしは部屋に戻り、しばらくすると…


ガチャっ(待合室のドアの開く音)  ドタドタ




「どうしました?」



父「手帳忘れました…。」



お と う さ ん …



いい、オチでした(笑)


 




  


Posted by ピ at 00:12レッスン

2016年01月22日

小学生、自らピアノを買う

ずっと、電子ピアノで練習してきた小6の生徒さん。

最近、いよいよ本物のピアノじゃないと我慢できなくなってきたらしく、お母さんはピアノをねだられているらしい。
先月から習い始めた弟も練習をするので、最近家ではピアノの奪い合いになるとか。

「中古のアップライト(縦型ピアノ)なら20万円くらいからでもありますよ。」と話していると。
先生という味方がいる今がチャンス!とみて、欲しい欲しいとお母さんを説得にかかる二人。

そうだ、子どもの頃の欲しいものを買ってもらう時はこんな親との駆け引きや攻防戦があったな~。
とりあえず買ってもらえるまでは「買ってくれたら絶対毎日○○する。」みたいな約束を取引材料にするパターンとか。
こういう味方が多い場面で味方を増やして説得するパターンもあったあった。



「じゃあ、お父さんに聞いてみないとね。」
ここに居ない権力者「父」を使って子どもの多数派工作をさらりとかわす母

そこにまだ食い下がる甘え上手な弟

しかし、平常心な母
「じゃあ、自分のお年玉で買うならいいよ。」

と、さらにかわす

「それは~、困る。」と弟

この戦いは母の勝ちか!と思われたその時っ


「じゃぁ、ネエネエが20万出すからお金出さないならさわるなよ!」

と小6の姉


自分で買う?! 自分で買いますとー?!

カッコいい!  そしてめっちゃ嬉しい(´Д⊂ヽ  小学生の生徒が、10年間使わずにためたお年玉を全部使ってピアノを買おうという心意気。

こんな子の元へ来るピアノは幸せ者ですね。  


Posted by ピ at 02:46レッスン

2015年12月28日

発表会からもう年末

カメラマンさんから発表会の写真が届きました~。


↑こどもの部
↓おとなの部



一人ひとりの写真もありますから、これからいい写真を選んで現像してそれぞれに配ります。

正月はお餅と日本酒で写真選びかな~。


高学年の子達で結成した8人連弾もカッコよく写ってる!



ピアノ友達とかできてくれたらいいなあ、と思っていた8人連弾。

普段、レッスンが前後なのに
「二人は同級生だよ。」
と紹介しても、一瞬シーン…と見つめあった後

『先生…、そういうのいいから。』みたいな雰囲気だった子たちが、一緒に連弾をしたら今では…



「ジュース飲み終わったら、もったいないから逆さまにしてフタに貯めてもっかい飲むの!」

「わかる!自分もやるー!」

先生「そんなにたまるの?」


二人「たまる!たまる!一杯はたまる!!」


私「一杯って、フタに一杯だよね。」


二人「そう!!!




  


2015年12月05日

間もなく発表会です♪ 

明日?もう今日かな?の発表会に向けて。
今日は午後からホールをセッティングしてきました。




今回は前日にたっぷり時間を使ってセッティングできたから、やりたいことが全部丁寧にセッティングできました(o゚▽゚)o
当日、時間に追われてバタバタしなくていいので落ち着いて本番が迎えられます。このスタイルいい!

ピアノの発表会で、前日から借りる人は今まで居なかったみたいだけど。



沖縄市コリンザ内 市民小劇場あしびな~ にて

明日(もう今日だけど)5日(土)

13時半~こどもの部

18時半~おとなの部

です。


  


2015年11月29日

もうすぐ発表会で~す

いよいよ
12月5日(土)   沖縄市民小劇場あしびな~(沖縄市コリンザ内)にて

発表会がありますよ!



先日プログラムができあがりました。

今回はお昼13時半からの子どもの部と、夕方18時半からの大人の部の2ステージです。



大人と子どもを分けたことで、今回はプログラムも子どもらしいデザインと、大人の雰囲気に変化をつけてみました。

子どもは思い出に残るように写真入り☆
大人はあまり写真が好きではない人も多いと思うのでシンプルに名前だけ。


いらっしゃる方は、駐車券をホール入口の機械に通してもらうと駐車場は無料になりますので駐車券を忘れずにお持ちくださいね。


  


2015年10月21日

鍵盤っぽい何か

発表会が近づいて来たので、お母さんが子どもの楽譜をカワイイ手作り台紙に貼り付けてきてくれました。

千と千尋の曲だから

こんな感じに!

いいなぁ~、こんなお母さん。
ウチは、お好み焼きを丸ごと弁当に入れるようなオカンだったので。こんなかわいく手作りしてもらった子供がうらやましいです(笑)

よく見ると


ちゃんと“顔なし”に手も付いてるんですよ!完成度高い!!

なのに、お母さんがすごく申し訳なさそうにしてるので何でかな、と思ったら。
一カ所間違えたんだって



鍵盤の模様が ドレミドレミ

えー!大丈夫気づかないよ~(笑)

中国の偽ミッキーくらいのささやかな間違いですやん▽゚)ノ



  


Posted by ピ at 13:24レッスン

2015年10月08日

続・合唱コンクールにツッコみたい

前回、合唱コンクールにありがちなことあるあるを書いたら

さっそく、キタ~




「秋休みあけに伴奏オーディションするって。」

「ほうほう、で、楽譜は?

「配られたけど、授業でやったことをちゃんと書いてるかチェックするために提出しないといけなかったから回収されちゃった。」


得意ー!! あそこの先生よくやる得意技!


必殺、配った楽譜は回収するけど譜読みはしてきてね!言ったわよ!!の技



ギブギブ、楽譜くれっ



  


Posted by ピ at 01:04レッスン

2015年10月02日

合唱コンクールとピアノの先生

合唱コンクールのシーズン、追い詰められた子供は普段見たこともないような速さで譜読みができてレベルアップ!

さらに、伴奏をしてクラスのお友達に「ピアノ上手い!」って褒められて、ピアノのモチベーションもグッと上がるしいいことづくめ。


のはずだけど…



いつもそんなハッピーな合唱コンクールとは限らない。

『合唱コンクールあるある』


・オーディション無しで先生に指名され、本人は悪くないのに妬まれるあるある

・逆に、やりたかったのにオーディション無くて「音楽の先生は ひ い き する。」と怒っているあるある(子どもは学校の先生に「ひいき」と言うのが好きなようだ)

・他の子が弾くことになっていたのに「やっぱり弾けないから○○ちゃんお願い!」と本番二週間前に楽譜回ってくるの勘弁してあるある

・弾く予定だった子が両手で弾けないから左手だけ手伝って、とか余計難しいわ!あるある

・コンクールの課題曲より難しい伴奏なのに「10日後にオーディションする。」とか言われ、間にレッスン一回しかないあるある

・『他の子はもっと弾けなかった』という消極的な理由で、難しい伴奏に選ばれてしまい、『選ばれないだろう』と思っていた母慌てるあるある




慣れてくると
『○○小学校はドタバタして急に曲が増える可能性、手元にあるものは早めに仕上げる!』
『○○小学校は余裕を持って楽譜をくれる、自分で練習させて教本を進める。』

などと、若干ソワソワしながらもだんだん傾向を覚えて乗り越えていく合唱コンクールです(笑)



  


Posted by ピ at 02:07レッスン

2015年08月26日

誰でも素早く楽譜が読めるようになる?

ネットで『誰でもいつからでも』楽譜を素早く読めるようになる!という最新の教材があったんですよ、と基子先生。

缶詰が開くのを待つ子猫のような期待の目で買ってほしそうにしている。


ピアノの教材は、自分たちが子どもの頃には無かったような工夫された教本がどんどん出て進歩しているから。
いつも新しいものを取り入れていきたい、と先生達から面白そうな教本やメソッドの話があれば、できるだけ買うようにしているけれども。

「どれどれ~」

と、スマホでチェック



ぉおイェ  7500円!

高っ!


「へ~、面白そうだね~( ´_ゝ`)フーン」
と、興味なさそうなフリをしていったんスルー(笑)


7500円は口コミ調べてから買いたいな~、ということで。
家に帰ってから口コミ検索。

口コミが皆無ーー!

ホームページ以外に情報が無い。

怖いわ~、ハズレたらガッカリだよ~
でも、これで生徒さんの譜読みがちょっとでも得意になれば安いもの。

個人で教室をやっていたら、中々こんな得体のしれない教材にチャレンジできないけど。
もし当たりだったら、教室みんながハッピーになると思えば!


俺が買わずに誰が買う! ビシー!!

↑愛先生にもらったLINEの「お金持ちスタンプ」(笑)


そんなわけで、失敗か当たりかドキドキしながら待っていた教材が到着☆




は??!なんだろうこの分厚いトリセツみたいなのは…

サクっと使えるツールかと思ったら、すごぐほんがくでぎな論文みたいなのがづいてぎました 汗 汗 汗



読むと中々面白い。値段分の価値はありそう  なんだけど…

こんどは…『誰でもいつからでも』素早く"トリセツ”が読解できる、という教材を誰か売ってくれ~


  


Posted by ピ at 01:58レッスン

2015年08月20日

鉄板ネタ

このお土産をもらったら、とりあえずこれで写真撮らないとね。イェイ


顔の中で目の持つ影響力って大きいんですね!
普段にこやかで明るい早紀先生が目にコレをつけるだけで、口元までヨダレが垂れてて「グヘヘェ~」とか言ってそうに見えてきました(笑)

  


2015年07月22日

メタボ妖精の踊り

『妖精の踊り』という曲を弾いている子のレッスン。

曲中のスタッカートが、集中してタッチできていると『キラッ♪』と鳴らせるが、意識が薄いと『ヌァッ♪』っと聴こえる



自分の音が客観的にどんな風に聴こえているか伝えたい…


お腹まわりがタップタプな妖精が、スタッカートにあわせて内臓脂肪を揺らしながらヌタプ ヌタプッっと踊るモノマネをしてみる。
(※注:モノマネです、わたしはメタボではなーい)


本人も、お迎えに来て聴いていたお母さんも「ヒーヒー」言いながら笑い転げて

『これは相当気をつけなきゃいけない。』と自覚してくれた様子。


集中した目つきで『キラッ♪』っと弾き始める…



曲の後半…   

 ヌタプ ヌタプッ  メタボ踊り再開しますよ~




  


Posted by ピ at 23:06レッスン

2015年07月07日

意思が強い、はコントロールが大切

意思の強い子、っていいことみたいですけど。
意思の強さって、必ずしもプラスの方向ばかりとは限りません。



意思が弱い子の場合は、本人がマイナスのセルフイメージを持っていても。

あなたは、こんなこともできるよ!
こんな可能性があるよ!

と良い方向に引っ張ってあげると

なんとな~く『そうなのかなぁ』→『そうなんだぁ』→『あ、ほんとだ』

と変化していきやすい。
良い方向にも悪い方向にも行ってしまうので、周りにいる人次第なところもあるのですが。




逆に、意思の強い子がマイナスなイメージを持っている場合は。
意志の強さがマイナスな方向にも発揮されることも…


周りから良い情報が入っても

『そんなことはない、自分はダメだ(強い意思!)

『そんなことはない、自分はうまくいかない(強い意思!)

『先生はわたしをおだててのせようとしているだけ。(嬉しい、、けど、そんなおだて文句に乗らない!)

『うまくいかないってわかってるのに、ヤル気なんて出ない。(自分の予想どうりに事が運ぶ準備)

『ほら、やっぱりダメだった。(強い意思で予想どうりの結果が実現!)





自分も結構意思が強いタイプで、今では何でも『やるぞ、と思ったらヤル』みたいな感じになってるけど。
若い頃は、自分でイメージを下げては『ヤル気がでな~い』みたいな事を良く繰り返してましたね。

繰り返せば繰り返すほど、悪い結果を信じている時は、絶対に悪い結果を出す力強さがあるので。

ますます「ほら、私の思ってることは間違いない。」とマイナス認識に自信がつきます(笑)


意思が強いタイプの人は、やれる!と思ったらすごく集中してやれるわけですから。
『頑張ろう!』とか思わなくても頑張れるので、まずなにより、自分の認識をプラスな方向に向けていく。

『正しい』と自分で信じていることよりも、結果的に気持ちがプラスになる情報を信じていく
そうして、いい方向に自分の意志の強さ、頑固さが発揮されるようにしていくことが大切なのかもしれません。




  


Posted by ピ at 14:49子どもと育つ

2015年07月03日

楽譜のペダル指示は守るべき?

ピアノを習い始めて初歩のうちは、とかく楽譜に書かれていることは逐一丁寧に再現しないといけない、と思いがちですが。

ペダルに関しては、楽譜どおりに踏むものではない。と言い切っても良い気がします。
実際には、ペダルの指示はとても重要な情報なんですが、正確にどのタイミングなのかは自分で考えるしかないのです。



あなたが200年前の作曲家に生まれ変わったつもりでペダル指示を書き込むところから想像してみましょ~。



ステップ1

たとえば、200年前の作曲家がペダルを踏む箇所を書き込もうとします。
その時に、200年後のピアノはきっとこんな音だろう!と想像してペダル指示を書く事ができるかな?


ステップ2
羽根ペン? それとも万年筆かも。ではさっそく
『この音符とこの音符の半分くらいの時から軽く踏み込んで欲しい』という指示を書くとしましょう。
すると!
Ped.記号ってなんか音符より全然デカくない?! 大体の場所にしか書けないんですけど~。
特に、ペダルを離す『*』マークもつけるとしたら、Ped記号と『*』が重なっちゃうからずらして書くしかないよ!



ステップ3
そんな訳で書き上げられた、手書きの読みにく~い楽譜を元に出版社の人が手作業で版を作っていきます。
版ていうのは小学校の時に手を真っ黒にして作業した木版画の木で彫ったヤツですよ、あれの上等なヤツ。
めんどくさそーですね~。
もちろん、その版を作る前に、作曲家に「あなたの手書きのを楽譜にしたらこんな感じですけどどうですかー?」っていう確認に来てくれるのでしょうが。
今みたいにパソコンじゃないですから「このPed.を左に2ミリ動かして、あ!こっちのも!」とか言い続けるのも結構気が引けますね…。一箇所ダメ出ししたらまた手作業で作り直すなんて。


ステップ4
作曲家が死んで、著作権が切れたら、色んな出版社がその楽譜を出版しはじめました。
でも、著作権が切れても版権は残っていたりするので、最初の出版社と全く同じので出したらちょっとマズイから『色々手を加えました~、的な~?』



そんな訳で、あなたの持ってる楽譜はどこの版ですか?
いつの時代のピアノで書かれたペダル指示ですか?
Ped.ってデカイから微妙に何ミリかはズレてる可能性ないですか?



作曲家の時代が現代に近づけばしだいにペダルの指示はより正確で有益な情報である可能性が高くなります。
書いた本人がめんどくさがり適当な人で無ければ…。
最初に書いたらめんどくさくて『後はわかるでしょっ』って省略しちゃう人もいますよ。
けど、省略じゃなくてホントに2回目は踏まない可能性もありますね…  考えるしかないです。


最近は、書き方も工夫されて └───────── みたいに書かれていたり、より正確に読み取りやすくなって来ましたね。
それでも、『いつペダルを離すか』ということに関してはまだまだ楽譜の記載が曖昧で、本人の耳で考えなければいけない事が多い現状なのではないかと思います。


  


Posted by ピ at 11:02音楽話・ピアノ話

2015年06月09日

相撲番付表

自分で採用しておきながら、なんていい先生を選んだんでしょう( ;∀;)と感動したできごと。

多動気味のお子さんで、普段は中々じっとしていられず部屋から出てきたりしてしまう子なのに、30分ずっと部屋で集中してレッスンしている、とお母さんが喜んでいたので、一緒にレッスンが終わるのを待っていると。

愛先生が部屋から持って出てきたのがコレ。



その子が、大の相撲ファンだという事を聴いた先生がこれを用意して、
「これができたら十両だよ☆」って
序の口から横綱になるまで、弾いたりワークしたり色んな事を頑張っていたらしーい!

もちろん、こういう事は長く効果は無いかもしれないけど。
この子一人の為にしっかり目を開いてきっかけを見つけてくれている、というのがとても嬉しかった愛先生のレッスンでした。


  


Posted by ピ at 22:56レッスン

2015年05月26日

子供は希望、ではない

多くの親は、子供の幸せが自分の幸せだと感じるでしょう。
子供が生き生きとしてくれていたら、子供のために働いたり家の事をしている自分の人生も価値が有るような気がしたりすると思います。

一見自然な感覚のようですが、それが子供にとって『自分の人生は自分のものだ』という実感を見失わせることがあるのです。


例えば、子供の状態にかかわらず自分の人生に価値があると、と感じている親の元では子供も『自分の人生は自分の為にある』と感じます。
親としてすべき事はするけれども、子供がちゃんと育つかどうかにあまり責任を感じすぎない『大丈夫、あんたは幸せになるよ。』と楽観的に思っておくくらい。

誰かがやってくれる、と思ってる時には動かない人でも、自分しかやる人がいないとなると自分で動き出すように。
親が自分の人生に責任を持ってくれないとなると、必然的に子供は自分を幸せにする責任は自分にある。と感じ始めます。

やる、やらない、頑張る、頑張らない、全ては自分自身の問題としてやったことの結果を受け止めなければいけないのです。



子供には希望があります、でも子供の希望と親の希望を一緒にしてしまわないことが、子供が自分の未来に踏み出すためには大切なのでしょう。

2、30年前には自分たちこそが“未来”であり希望だった親世代。
今、大人になった自分たちが日々ワクワクした姿を見せる事こそが、未来に向かって自分を輝かせる楽しさを子供に伝える見本になるのだと思います。




  


Posted by ピ at 14:54子どもと育つ

2015年04月24日

ppp

学校教育ではppピアニッシモまでしか習わないと思いますが。

ピアノではpppも出てきます。 読み方は『ピアニッシッシモ』



このpppの読み方を、すぐに教えないで子供に

「pがひとつで、ピアノ
 pがふたつで、ピアニッシモ
 じゃあ、pがみっつはなんでしょう?!」

と聞いてみると、解答が楽しいです。


惜しい感じに「ピアニッシモシモ」とか言ってくれます。


しかし、今回かなり実用性バツグンの画期的な読み方が現れました。

「pがひとつで、ピアノ
 pがふたつで、ピアニッシモ
 pがみっつで?」


「ピアみっシモ!!!!」



え!画期的!! ppppでピアヨッシモ pppppピアゴッシモってか!!


ハイ、ちがいまーーーーーーーす!!!!!日本語混ぜないでくだサイ!Σ(゚Д゚)



  


Posted by ピ at 23:43レッスン